最近、SNSを見ていた時にふと流れてきた映像があり、あまりに面白すぎて、思わずそのとき口に含んでいたお茶を吹き出しそうになった作品があります。それは、俳優カン・ハヌル主演の映画「30日」です。
映画の公開日は2023年10月3日でまだ先なのですが、一足お先にティーザー映像が公開されて、X(Twitter)などのSNSではすでに韓国ドラマ&映画ファンの皆さんが「カン・ハヌルが面白すぎる!」「これは期待作!」と口を揃えて話題になっていましたので、ここでは「30日」がどのような映画なのか探ってみます。
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★この記事の内容★
映画「30日」基本情報
タイトル | 30일(韓国語) LOVE RESET(英語) ラブリセット30日後、離婚します(日本語) |
ジャンル | ロマンティックコメディー |
監督 | ナム・デジュン |
出演 | カン・ハヌル、チョン・ソミン他 |
制作会社 | 映画社Woollim |
共同制作 | TH STORY |
配給会社 | (株)Mindmark |
撮影期間 | 2022年11月16日~2023年2月10日 |
公開日 | 2023年10月3日 |
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映画「30日」あらすじ
映画「30日」は、お互いの弱さと狂気に耐え切れず、結婚生活のピリオドをちょうど30日後に控えて遂に他人になることが出来ると思った直前に記憶喪失症にかかってしまったジョンヨル(カン・ハヌル)とナラ(チョン・ソミン)のエピソードが描かれたコメディー映画です。
知性と容姿、情けなさを生まれ持ち、頼れるところが一つもない貧乏な弁護士ジョンヨルは、気さくな性格で能力とキャリアを持ちながらもどこかネジの外れている映画プロデューサーのナラに一目惚れして恋に落ちます。
映画のような出会いを通じて恋に落ちたジョンヨルとナラは結婚するものの、性格の違いによって言い争いをしながら幼稚な言葉を吐くなど180度変わった雰囲気を見せ、結局離婚のために法廷で争うことになってしまうのです。
そうして離婚裁判を控えた30日前、車内で喧嘩をしていたところに大型トラックとぶつかり突然の交通事故に遭い、お互いに記憶喪失症にかかってしまうのですが、果たして2人は夫婦だったという真実を思い出せるのでしょうか…
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映画「30日」登場人物
カン・ハヌル(ノ・ジョンヨル役)
役どころ:頼れるところが一つもない貧乏な弁護士。
2007年、KBS2TVドラマ「最強!うちのママ」でチェ・フン役を演じてデビュー。2014年には「相続者たち-王冠を被ろうとする者、その重さに耐えよ」(2013年、SBS)や、「ミセン-未生-」(2014年、tvN)などの出演をきっかけに主演俳優に成長しました。
2019年にはKBS2ドラマ「椿の花咲く頃」でKBS演技大賞の最優秀賞、「第56回百想芸術大賞」ではテレビ部門・男子最優秀演技賞を受賞するなど輝かしい興行成績を収めました。
ドラマではエリート高校生、財閥家の子弟、大企業の会社員など、クールなイメージをもつスタイリッシュな役を演じてきましたが、実際は愛嬌が多く、温かなファンサービスをすることも有名。ギャップ萌えでカン・ハヌルの沼に陥るファンも多くいます。
チョン・ソミン(ホン・ナラ役)
役どころ:気さくな性格で能力とキャリアを持つ映画のプロデューサー。
女優としての公式デビューは2010年に放送されたSBSドラマ「赤と黒(韓国語のタイトル:悪い男)」ですが、それ以前にミュージックビデオへの出演とSKテレコムのCMで注目を集め、女優ユン・ウネと似ていると話題になりました。
明るく見える外見とは違い、実際は頑固で粘り強い性格で中学生までバレエを、高校生の時は韓国舞踊を習得し、舞踊をしながらも成績は上位を維持。韓国芸術総合学校演劇院演技科に首席で入学したのですが、その理由は、芸術・体育科だからといって勉強を疎かにしたくなかったということからだそうです。才色兼備の実力派女優が「30日」ではどのような顔を見せてくれるのでしょうか。
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ファン・セイン(ホン・ナミ役)
役どころ:ホン・ナラの妹で歌手を夢見ている。
キム・ソニョン(ノ・ジョンヨルの母親役)
2014年にテレビドラマに出演し始め徐々に名前が広がりました。
特に、2019年に放送されたKBSドラマ「椿の花咲く頃」ではケジャン屋を運営するパク・チャンスク役を見事に演じて称賛を受け、さらに同年tvNドラマ「愛の不時着」では、北朝鮮の社宅村の人民班長ナ・ウォルスク役で”信頼のおける女優”として演技力が認められました。
2020年に開催された「第56回百想芸術大賞」では、ドラマ出演後初のテレビ部門女子助演賞を受賞。賞は「愛の不時着」で受賞しましたが、2019年に素晴らしい演技を沢山披露し、彼女が受賞するほかないという高評価でした。
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まとめ
カン・ハヌルは、チョン・ソミンとは映画「二十歳」(2015)以来、キム・ソニョンとは「椿の花咲く頃」以来の共演となります。
ティーザー予告編で見られるカン・ハヌルのコミカルな変顔の表情演技、チョン・ソミンとのテンポの早い言い争い、キム・ソニョンと繰り広げられる慶尚道の方言、これだけでも本当に面白く、韓国・日本ともにSNS上では「絶対面白いに違いない!」「笑い転げそう」「記憶喪失後は釜山弁も聞けるのかな」などの反応が寄せられており、作品に対する期待が高まっています。
日本でも絶対に公開してほしい映画なので、Netflixなどのストリーミングサービスで配信されるのか今後もアンテナを張っておきたいと思います。
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