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「1万4000円以上お得?」韓国人が日本でiPhone15を購入しようとする理由

iPhone15日本で発売開始。韓国人がiPhone15を日本で購入しようとする理由 韓国社会

2023年9月22日から日本で発売開始した、Apple(アップル)の新製品iPhone15シリーズ。

韓国国内では10月6日から事前予約が始まる上に、円安の影響が大きく、日本でより早く・より安くiPhone15を手に入れようと直接購買する韓国の人々が増えているそうです。

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iPhone15、日本での注文が急増している理由

韓国メディア・韓国経済は「海外直接購買プラットフォームである・モールテール(malltail)によると、今年iPhone15の予約販売期間の申請件数が、昨年のiPhone14予約販売開始後より119%増えたと集計され、特に日本で注文が急増したことが分かった」と報じました。

これは、最近米ドルに対する円安が加速化し、価格のメリットが浮き彫りになった結果と分析されます。

また、韓国ウォンに対する円相場も9月26日現在の時点で100円=900ウォン台を割り込み、ウォン高円安が続いている影響もある為とみられます。

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iPhone15、日本と韓国の価格の違い

iPhone15の日本価格と韓国価格の違い
iPhone15、日本価格と韓国価格の違い(出典:Apple Japan、Apple korea)

一つの例として、iPhone15シリーズの基本モデル(128GB)の価格は韓国国内で125万ウォン(約13万9000円)です。

一方、日本のアップル公式サイトでは、128GBの同モデルが12万4800円(約112万ウォン)で、日本の方が韓国よりも約13万ウォン(約1万4000円)安いことが分かり、海外直購時に賦課される付加税(10%)を考慮しても、安く早く受け取れるメリットが目立ちます。

このため、iPhone関連のインターネットコミュニティなどでは、「日本旅行の際にiPhoneの購入を考えている」という人や、「日本で購入するにはどのように手続きすれば良いか?」などの購入方法について質問する掲示物、また「日本で購入してみた感想」などの体験談も掲載されている一方で、「日本に行き来する飛行機代で結局値段が高くなるのではないか?」という意見も見られるようです。

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韓国での販売はなぜ遅れているの?

韓国人がiPhone15を日本で購入しようとする理由
韓国人がiPhone15を日本で購入しようとする理由(出典:Apple korea)

今回、各国のiPhone15の発売は下記のようになっています。

9月22日:1次発売国
アメリカ、イギリス、日本、中国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、インド、メキシコなど40カ国余り。

9月29日:2次発売国
マカオ、マレーシア、トルコ、ベトナムなど21カ国余り。

10月13日:韓国で発売予定

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これまでiPhoneの新製品が発売されるたびに、韓国は大部分が2次またはその後の発売国に分類されてきました。

韓国・連合ニュースなど各種メディアによると、「iPhoneの新製品が常に遅れて発売される原因の一つは、国立電波研究院の電波認証手続きが遅れるためだ」という反論もあるそうです。

電波法認証とは?

携帯電話などを含む無線設備の設計や、製造段階における品質管理等が電波法の技術基準に適合しているかどうかを試験・審査すること。

韓国はアジアで重要な市場の一つであり、アップル製品の人気も相当高いですが、それにも関わらずアップルは韓国市場を1次発売国に含めていません。

これに、韓国の消費者からは「韓国市場に対する冷遇なのか?」「20~30代のほとんどがiPhoneを使用しているが、なぜこのように冷遇するのか理解できない」「今後のモデルからは韓国も日本などの隣接国と同じ1次発売国に含めて欲しい」などの声が見受けられました。

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まとめ

iPhone製品を日本で直接購入しようと考える人たちが増加している背景として、国別の為替レートによって販売価格が異なる点はもちろん、“アップル派”の強固なiPhoneファンを基盤に、アーリーアダプターの需要が多い点が理由ではないかと思います。

アーリーアダプターとは?

流行に敏感で、新しい商品やサービス、ライフスタイルなどを、比較的早い段階で購入や利用し、生活の中に取り入れて、自ら情報収集を行って評価する消費者のことを指します。

「高価な商品をいかに合理的に買い物をするか」という賢い考えと、「新型機種を早く使ってみたい」「一早く手に入れて周囲に見せたい」といった需要から、今後も海外での直接購入を通じたiPhone購買は着実に増えていくものと予想されますね。

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