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韓国で人気沸騰「クレヨンしんちゃんビール」今も続くキャラクターコラボ熱風

韓国で販売中のクレヨンしんちゃんビール 韓国社会

日本のみならず、韓国でも老若男女問わず人気のあるアニメ「クレヨンしんちゃん」。

特に韓国では大手コンビニエンスストア、CU(シーユー)が3月15日から“クレヨンしんちゃんビール”を販売しており、SNS上で話題となっています。

ここでは、ビールをはじめ、韓国版の「クレヨンしんちゃん」に関する情報をお伝えします。

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韓国のコンビニで販売中の”クレヨンしんちゃんビール”

韓国で販売されているクレヨンしんちゃんビール
韓国で販売されているクレヨンしんちゃんビール (出典:CU)

コンビニチェーンCUが発売している”クレヨンしんちゃんビール”は、野原ひろし、組長先生、アクション仮面の3種類で、“ビール=大人の飲み物”であるために、これまで主人公のしんのすけがメインとなっていた商品とは異なり、大人のキャラクターが描かれている点が特徴です。

CUの公式Instagramによると、クレヨンしんちゃんビールにはそれぞれの味に対する意味もあるようなので、ここでご紹介します。

シン・ヒョンマン (野原ひろし) エール
香ばしいモルトとともにシトラス、フローラル、トロピカルフルーツの豊かなアロマが調和をなしたビール。
シン・ヒョンマンが退勤後、1日の日課を終えながら飲むビールで、豊富なアロマが長い余韻を与えてくれることが特徴のホッピーエール。
さっぱりした味わいで、おつまみが無くても飲めるビールです。

ドゥモクニム (組長先生) ラガー
甘くてソフトながらピリッとしたビールの味。
怖い外見とは違い、善良で温かな”ドゥモクニム(組長先生)”に似ているビール。
異色的で甘い味と舌先に触れるホープの香りがギャップのラガー。
バランスがよく、どのような料理にも合います。

アクションビールヴァイツェン
ドイツ式ビール特有のバナナの香りと豊かな泡を味わえるビール。
チャング(しんちゃん)の憧れである、アクション仮面の魅力に似ているドイツ式の麦ビール。
直接経験してみないと説明できない魅力的な香りが特徴。
さっぱりしていて、おつまみが無くても飲めます。

このように、大人のキャラクターを使用した背景については、20代~30代のMZ(ミレニアル+Z)世代のクレヨンしんちゃんマニアをターゲットにし、差別化に乗り出したことによる戦略です。

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韓国で「クレヨンしんちゃん」は”짱구는 못말려”

韓国で人気の日本のアニメ、クレヨンしんちゃん
「クレヨンしんちゃん」を韓国語で言うと? (出典:namuwiki)

韓国での「クレヨンしんちゃん」は“짱구는 못말려 (チャングヌン モンマルリョ)”というタイトルで、直訳すると「チャングは止められない」という意味になっています。

この”チャング”というのが、しんちゃんの韓国名なのです。

その他の登場人物の名前も韓国語にすると面白いので、こちらで紹介しますね。

・野原ひろし=신형만(シン・ヒョンマン)
・野原みさえ=봉미선(ボン・ミソン)
・野原しんのすけ=신짱구(シン・チャング)
・野原ひまわり=신짱아(シン・チャンア)
・シロ=흰둥이(ヒンドゥンイ)
・風間トオル=김철수(キム・チョルス)
・桜田ネネ=한유리(ハン・ユリ)
・佐藤マサオ=이훈이(イ・フニ)
・ボーちゃん=맹구(メング)

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「クレヨンしんちゃん」は、韓国で放送中の日本アニメで一番古い

韓国で「クレヨンしんちゃん」は1999年から放送されており、現在韓国で放映中の日本アニメの中で一番長い歴史があります。

「クレヨンしんちゃん」(1999年6月28日~)の次が、「ポケットモンスター」(1999年7月14日~)と「名探偵コナン」(2000年1月~)、そして「ONE PIECE:ワンピース(2003年5月~)」と続き、日本で1979年から始まった「ドラえもん」さえも、韓国では2001年~2002年に放送されたものの、しっかりと放映されはじめたのは2006年からなのです。

その他「それいけ!アンパンマン」「ちびまる子ちゃん」「忍たま乱太郎」などもありますが、放送局を転々としながら放送されています。

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なぜ韓国で「クレヨンしんちゃん」は人気なの?

韓国での「クレヨンしんちゃん」人気は、“SDキャラ”という2~3頭身で書かれてる愛らしいキャラクターで、ユーモア性と滑稽さ、そして親近感がある点が他のキャラクターよりも群を抜いているようです。

クレヨンしんちゃんは、ほのぼのとしている絵柄と、誰もが共感できる人生の意味を伝えてくれる秀作だと韓国では絶賛されており、子供から大人まで楽しめるアニメとして定着しています。

今回「クレヨンしんちゃんビール」が発売された理由も、20代~30代のMZ世代の顧客層が、幼い頃からよく見ていた漫画のキャラクターを成人になってコンビニの商品として再会したという点で高い関心を集めているのでしょうね。

特に、MZ世代はSNSに慣れており、情報に早いだけでなく“面白いから”“可愛いから”という理由で商品を購入し、大流行を作り出す主役です。これを受け、最近の韓国の流通業界では20~30代の好みに合わせることに力を入れています。

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「クレヨンしんちゃん」以外の日本のアニメコラボ

CUでは、クレヨンしんちゃん以外の日本アニメのコラボ商品がいくつかあるのでご紹介します。

「ONE PIECE」や「ポケットモンスター」「ちいかわ」「くまモン」「サンリオグッズ」「名探偵コナン」など、韓国限定の商品が沢山あり、韓国旅行に行ったら手に入れたいアイテムが勢ぞろいしています。

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韓国で人気沸騰!キャラクターコラボ熱風まとめ

韓国国内で人気が高まっているクラフトビールに、20~30世代が幼年期から楽しんできたアニメであるクレヨンしんちゃんを融合させたことで、大きなマーケティング効果を得ている「クレヨンしんちゃんビール」。

また、コンビニのCUではない別の企業も「ポケットモンスター」とコラボした「ポケットモンスターパン」を発売してから、デジモン、サンリオシリーズなどのキャラクターコラボの熱風は今も続いています。

日本のアニメがこのような形で韓国で人気があると、とても嬉しくなりますね。韓国旅行に行ったら韓国限定のアニメグッズをお土産で買う日本人旅行者も増えており、近年では新しい旅行スタイルが確立されているように思います。

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