涙の女王13話ネタバレ感想と考察!ヘインは人生と記憶喪失どちらを選択するか

涙の女王13話 ネタバレ あらすじ 感想 考察 記憶喪失 韓国ドラマ
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この記事では「涙の女王13話ネタバレ感想と考察!ヘインは人生と記憶喪失どちらを選択するか」というタイトルで「涙の女王」13話のネタバレと感想&考察をお伝えします。

4月20日に放送された「涙の女王」13話では、手術を受けにドイツに行ったホン・ヘインにペク・ヒョヌが記憶喪失の副作用について説明し、ホン・ヘインは診療室に入らず背を向ける姿が描かれました。

こゆき
こゆき

13話の視聴率は最高24.2%(首都圏)を記録!いずれも地上波を含め全チャンネルの同時間帯で1位を総なめにし、視聴率のトップを独走中です!

それでは、「涙の女王」13話はどのような内容だったのか、下記で分かりやすくご紹介します!

本記事は「涙の女王」のネタバレを含みます。

 

涙の女王13話ネタバレ


ホン・マンデ会長の突然の訃報にクイーンズの家族たちが会長との思い出に浸りますが、家族皆モ・スリとウンソンへの本格的な反撃を開始します。

そして、ヒョヌとヘインの2人は小さなマンションで新婚夫婦のような生活を始めます。

一方、ヒョヌに嬉しいニュースが届くのですが―。

 

ホン・マンデ会長の秘密資金

ホン・マンデ会長の葬儀が行われたのち、ホン・ヘインとペク・ヒョヌ、ヘインの父、ヘインの母、ホン・スチョル、ホン・ボムジャは会長の自宅で秘密空間のパニックルームを探すことができました。

しかし、そこにはホン・マンデ会長の秘密資金はなく。

秘密資金は、すでにモ・スリが個人金庫に持ち出した状態でした。

 

ヘインの手術の副作用

「ヘインの手術が受けられる」と、ドイツの病院からペク・ヒョヌに電話がかかってきます。

ヒョヌは、この事実をヘインの父とヒョヌの父に知らせることに。

そして「腫瘍を切除する際、海馬の損傷が避けられない。 手術を受ける前の記憶を失うかもしれません」と説明しました。

ヘインの父は「副作用のことを知れば娘は手術を拒否するかも。でも時期を逃すわけにはいかない。副作用のことは話さずドイツに行き、君が説得してはどうだ?」と話します。

そして、手術が出来ると聞いたヘインは、ヒョヌに「助かるんでしょ?」と聞き返し、幸せそうな姿を見せますが、そんなヘインにヒョヌは手術の副作用である記憶喪失については説明できませんでした。

 

クイーンズ一家の今後

ヘインはMP3の主人公が自分だったことをヒョヌに話し、ヒョヌがプレゼントしてくれた指輪をはめて離婚の取り消しを受け入れました。

そして、ヘインの父と母はソウルの家に帰ることに。

また、スチョルはチョン・ダヘとヨンドゥリに残ることを決め、ヘインはヒョヌの一人暮らしのマンションで一緒に暮らすことになります。

 

新婚夫婦のように過ごすヒョヌとヘイン

ヒョヌのマンションに来たヘインは、新婚夫婦のように過ごすことに。

お互い一時も離れずに、甘いひとときを過ごします。

その頃、ヘインの父はヨンドゥリにある建物をヒョヌの父と母にプレゼントし、ヒョヌの姉ペク・ミソンとヒョヌの兄ぺク・ヒョンテはそれぞれ建物の1階で事業を展開しようと考えましたが、ヒョヌの父母のビル“ドゥボンビル”は家賃を受け取ると宣言しました。

 

ヘインの初恋相手を知ったヒョヌ

ヘインはデパートに立ち寄ってショッピングをし、クリスマスの飾りイベントのリハーサルを見て回っていると、雪が降ってきます。

元々リハーサルでは雪は降らせないつもりでしたが、ヒョヌの頼みで雪を降らせることになり、ヘインは初恋の相手が「いつも372番のバスに乗っていた“バス停の君”」つまり、ヒョヌだったことを教えます。

 

ヘインの手術を知ったウンソン

グレイスは、モ・スリから手数料を受け取ったものの、支給停止がかかった口座であり、両方を行き来しながらスパイの役割を果たします。

そんな中、ヘインの手術の件をモ・スリに伝えると、ユン・ウンソンの耳にも手術に関する事実が入ってきたのです。

ウンソンはヘインの病院について調べ、ヒョヌに会った際「副作用を知ったら彼女は手術を拒否する。最後まで秘密を守って必ず手術を。俺はヘインを助けたいんです」と伝えます。

その後、家にあるヘインとヒョヌの思い出が詰まった全ての物を片付けさせたのです。

 

手術のためにドイツに発つヘインとヒョヌ

ヒョヌとヘインは手術を受けるためにドイツに発ちます。

ヘインの父はヘインの母に、ヒョヌの父はヒョヌの母にそれぞれヘインの手術の副作用について知らせ、偶然聞いてしまったスチョルも心を痛めて涙しました。

ドイツでヘインは、「3度目の秘密はデパートの屋上のタヌキ、ヨンスクはウソよ。屋上にいるわけないでしょ」と話し笑みを見せます。

その間、ウンソンはソウルからドイツへ行く飛行機のチケットを発券するのでした。

ドイツの病院に到着し、診療室の前でヒョヌはヘインに手術の副作用である記憶喪失について説明。

ヘインは手術を拒んで病院を後にすると、ヒョヌはヘインを追いかけて「手術して記憶を失うかそれとも死ぬかを選ぶな。考えなくていい。君は生きろ。生きるんだ」と説得するのでした。

 

涙の女王13話感想

ヘインがドイツの病院に着くまで記憶を失う副作用について話してこなかったヒョヌ。

ヘインと二人きりでMP3の話をしていたとき、「“これから”って何ていい言葉なの。私たちにも“これから”ができたってことよ」 というヘインを抱き寄せ、そっと涙を流すヒョヌの表情に感情移入してしまって涙が止まりませんでした。

13話も、どのシーンも欠かすことができず、視聴者の感情を片時も休ませることのない回でしたよね。

 

自然な夫婦像

ヘインとヒョヌがソファーで餃子を食べているシーンがリアルな夫婦を表現していて、とても微笑ましかったです。

ヒョヌの「食べる?ちょっと熱いかもだよ?」という表情から、ヘインの食べる様子を見た後に自身もモグモグと食べる姿…

演技というよりも、本当に自然な夫婦像だと感じました。

ちなみにこのシーンで出て来たPPL(間接広告)は「ビビゴの水餃子(bibigo 물만두)」です。

こゆき
こゆき

ビビゴの餃子シリーズは美味しくて、私はよく「王マンドゥ」を買っていますが、水餃子を焼くのは初めて見ました!

皆さんもおひとついかがですか(*^^*)?

 

ウンソンの企みが手に取って分かる演出

ヘインが手術をして記憶失えば、ヘインに対して「君は俺のことが好きだった」と言い出しそうなウンソンの企みが手にとって分かりますね。

ヘインの病気を自身の目的のために利用することしか考えていないウンソン。

航空券を発券していたシーンで「そのまま韓国にいてくれ…!」と思った視聴者さんも多かったのではないでしょうか。

ただ、このままではウンソンが単なる悪者にしかならいので、彼のヘインに対する想いや、これまで悩み苦しんでいたことをきっりち描き出して、どうしてドイツに行く行動を取ったのか、視聴者が納得できる回収が欲しいですね。

こゆき
こゆき

ウンソンは悪者ですが、ウンソンを演じているパク・ソンフンさんはとっても良い人です♪ メイキングではキム・スヒョンさんと仲良く笑っている姿が沢山観られてホッとしますよ♪

 

涙のエピローグ

愛するヘインが記憶を失ってから混乱するのではないかと、事前に手術前に一人でビデオレターを撮影し自己紹介をするヒョヌ。

泣きながら笑みをみせて愛を告白する演技…。

あんなに声がかすれて悲しくて苦しい「サランへ」は今までの韓国ドラマで見たことがありません。

韓国ドラマ史上、歴代最高と言っても過言ではない、胸が張り裂けるような愛の告白エピローグでした!

 

涙の女王13話考察

ここでは「涙の女王」13話の考察をお伝えします。

 

「涙の女王」のコンセプトと合致するキーワード

「仕事が休みなら私と一緒に遊ぼう」とヒョヌを誘ったヘイン。

“九浪里(クランリ)駅”に行き、自転車に乗ったり写真を撮ったり、甘いデートの時間を過ごした二人。

特に、このシーンの写真撮影をしている際、額縁に書かれている英文から深い意味が感じ取れたので紹介します。

英文の意味は以下です。

Love is how you stay alive,even after you are gone ―Mitch Albom

愛とは、あなたが去った後も、あなたが生きている方法です。―ミッチ・アルボム

これは、作家のミッチ・アルボム氏の作品「モリー先生との火曜日(Tuesdays with Morrie)」から引用したものです。

ミッチ・アルボム作家の「モリー先生との火曜日」は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病に侵されている大学時代の恩師モリー先生を偶然テレビで見かけ、病床の恩師の元を毎週火曜日に訪れて、死、家族、感情、お金などについて対話した記録を綴った物語です。

そして、この物語に出てくる重要なキーワードは以下に記載した“人生の意味”

● 愛は必ず勝つということ。
● 友達はずっとそばにはいてくれない、ずっと隣に居てくれるのは家族だということ。
● お金や地位に人生の意味を求めても幸せにはならないということ。

物語の中で、モリー先生はこう言います。

「難病でもうじき死ぬと言っても、私のまわりには愛してくれる人、心配してくれる人がたくさんいる。世の中でそう言える人がどれだけいるだろうか?」

人生の終わりが見えたときに大切なのことは、お金でも名誉でもなく「人との繋がりと愛」

まさに「涙の女王」のコンセプトと一致しているのではないでしょうか。

こういった、ワンシーンごとに意味があり、ディテールにこだわった作品を作り上げるのがパク・ジウン作家の特徴ですよね。

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ヘインが教会で書いていた内容

14話の予告編でヘインが一人で教会に行った際に書いていた内容はこちら。

読める部分のみの訳はこうです。

一生の間、私の人生を振り返ってみると
…それは2つだけです
働いた記憶と愛された記憶
…すべてを忘れるわけにはいきません。
…忘れません。
…記憶だけは全部持って旅立たせてください。

この願い事を手に取ってる人は、ヒョヌの手のように感じます。

ヘインにとって、ガラス瓶に貯めてきた幸せな記憶を失う事が、死よりも辛いことだというのが痛いほど伝わってきます。

 

涙の女王13話ネタバレ感想と考察まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では「涙の女王13話ネタバレ感想と考察!ヘインは人生と記憶喪失どちらを選択するか」というタイトルで「涙の女王」13話のネタバレと感想&考察をお届けしました。

死と記憶の中で一つを選択しなければならないヘインがどんな決断を下すのでしょうか。

また、ヒョヌは愛するヘインを説得できるのか…過酷な選択の岐路に置かれたヘインとヒョヌのストーリーは14話へと続きます。

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