イカゲーム2「230番」サノスと演者チェ・スンヒョンを徹底解説

イカゲーム2「230番」サノスを徹底解説 韓国ドラマ
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※この記事はネタバレを含みますのでご注意ください。

「イカゲーム」シーズン2で最も注目を集めるキャラクターの一人がサノスです。

サノスは、元BIGBANGのメンバーであるT.O.P(チェ・スンヒョン)が演じる参加番号230番のプレイヤーで、紫のヘアカラーという特徴的な外見をしています。

性格面では、サノスは非常に特異で、常にイキり気味でハイテンションな態度が特徴です。女好きな一面もあり、ゲーム中、彼は予測不能な行動を取り続け、他のプレイヤーを驚かせながら常にカオスの中心に居続けます。

「イカゲーム」のファン・ドンヒョク監督は、チェ・スンヒョンの演技を高く評価し、この役に最もふさわしかったと絶賛。ここでは、視聴者を惹きつける重要な要素となったサノスについて紹介いたします。

230番サノス プロフィール

NO.230 サノス、俳優チェ・スンヒョン(元BIGBANG)

本名 チェ・スボン
生年月日 1995年~1996年(28~29歳)
職業 元ラッパー
身長 181cm
参加理由 コイン投資に失敗
債務額 11億9,000万ウォン

名前のモチーフは、マーベルコミックスのサノス。

ラッパーとしてそれなりに成功していた有名芸能人だったが、ミョンギ(俳優イム・シワン)が運営していたコインYouTubeを見て投資に失敗しゲームに参加した。劇中では十字形のネックレスの中にタブレット型の薬を持ち込み、焦ったり緊張した瞬間に一つずつ服用。普段からカオスなのに、薬を飲むとさらに奇行がひどくなる。

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演者チェ・スンヒョン

T.O.P チェ・スンヒョン

活動名 T.O.P(トップ)
本名 チェ・スンヒョン
生年月日 1987年11月4日(37歳)
出身 特別ソウル市松坡区蚕室洞
身長 181cm
体重 65kg
血液型 B型
兵役 警察庁義務警察(2017年2月9日~2017年6月5日)
社会服務要員召集解除(2018年1月26日~2019年7月8日)
事務所 TOPSPOT PICTURES
キャリア BIGBANG(2006年8月19日~2023年6月1日)
GD&TOP(2010年12月15日~2023年6月1日)

活動経歴

中学生時代からアンダーグラウンドヒップホップ音楽で活動をしていたことがある。中低音の声色で、ラップの発声も良く、アイドルラッパーの中で最上位圏に属する。ソロ曲「DOOM DADA」では早いテンポのラップをしても正確な発音を見せて好評を博しました。

俳優としては、2009年10月14日~2009年12月17日に放映されたドラマ「アイリス」でキラーなビッグ役として登場し、視聴者に強い印象を残しました。

濃い二重、鋭い目つき、スモーキーなアイライン、高い鼻筋といった、典型的な濃い顔のハンサム。ビジュアルを見るとクールで、ステージでも強いビジュアルを披露するものの、性格はギャグセンスがあふれていて不思議な面があり、そのギャップがファンに愛されているポイントでもあります。

そして、2017年6月1日、チャンネルAの単独報道でT.O.Pが薬物の吸引疑惑で警察の調査中だという記事が出ます。このとき、毛髪検査ですでに陽性判定が出ており、常習的だったかどうかで捜査が開始されました。

その後、2017年7月20日午後、ソウル中央地方裁判所で公判が開かれ、懲役10ヶ月・執行猶予2年を宣告されました。

イカゲーム2 ゲーム結果

3話で緑のジャージと靴に不満を吐露したシーンで初登場。

何人かの参加者たちの公開VTRが流れ、コイン投資で自分を借金に追いやったユーチューバーのイ・ミョンギを確認。すぐにミョンギを捕まえて、ゲームが終われば収金に行くからと圧を加える。

1番目のゲーム「だるまさんがころんだ」

ソン・ギフンが必死に脱落者を出さないように声を掛けていたが、サノスは196番と一緒に嘲笑。そして、196番の首にハチが止まったと耳打ちし、彼女がヘッドショットを打たれると、十字形のネックレスの中の薬を一粒食べて覚醒状態に陥ったように暴れ始める。

最初の投票

「〇」に投票。
経験者のギフンの話を聞いて「経験者ならノウハウを教えてくれ」と言う参加者の雰囲気に乗る。

2番目のゲーム「五人六脚 近代五種」

五人六脚では、セミとミンスを合流させた。待機中に緊張していたナムギュがサノスに薬をくれと頼むと「ジャンキーめ」とディスしながらも渋々一粒渡す。サノス本人はチェギ蹴りを担当して、無事にゲーム通過した。

2回目の投票

ゲームを楽んでいた立場だったので、2回目の投票の時も依然として「〇」を押して続行を希望。賛成票が開かれるたびに熱烈な歓呼を送っていた。

3回目のゲーム「マッチゲーム」

「マッチゲーム」で、4人グループを作らなければならない状況で、サノスのファンだったギョンスを「アウト!」と言いながら足で蹴ってしまう。

しかし、10分も経たないうちに自分がギョンスを捨てたことを忘れたのか、チーム員たちにギョンスをどこに置いてきたのかと聞く。結局、ギョンスがペアを組めず脱落すると、ギョンスの名前を叫びながら残念がるが、これらの言動は薬が効いていた症状と見られる。

【余談】
童謡の「リンガリンガリン~♪」の部分で右腕を回しながら踊る演出が「BANG BANG BANG」の振り付けと似ていると、BIGBANGファンの間で話題。

 

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3回目の投票

3回目の投票の際、ナムギュと一緒に内気なミンスにも「〇」を押すように脅迫し続ける。しかし、脅迫にもかかわらず、結局ミンスはゲーム中断の「×」側に心を向ける。

投票終了以後、トイレでゲーム反対派に転向したミンスを脅迫しながら追い立て、これを防ぐユーチューバーのミョンギと再び対立する。ゲーム中断派と、続行派のサノスらの決闘がはじまり、ミョンギが食事のキンパと共に渡されたフォークでサノスの首と頸動脈部分を刺し、そのまま死亡した。

視聴者の評価

海外の視聴者、特に英米圏の視聴者からの評価が高く、スーツ男(コン・ユ)と共に本作最高のキャラクターに選ばれています。狂気を感じさせる演技がキャラクターとよく似合い、英語のラップ&セリフが面白味を加え、劇中数少ないギャグセンスのあるキャラクターをう上手くやり遂げていたと好評です。

演技力に関しては賛否両論あり、チェ・スンヒョンの演技力に否定的な記事も出たりしました。その理由としては、「イカゲーム2」は、イ・ジョンジェ、イ・ビョンホン、ヤン・ドングンなどスクリーンやドラマをを問わずキャリアが豊富なベテラン俳優たちが出演している作品であり、共にチームを組んで関わることが多い俳優たちも、やはり演劇映画科に進学して経験を積んできた人たちばかりのため。

さらに小心者のミンス役を演じている俳優イ・デヴィッドは子役俳優としてデビューし、現在まで20年近い演技経歴を積んだ経歴者。他の助演・端役の俳優たちも、顔を見ればどこかで一度は見たことのある「ベテラン」が一挙に出演しており、そのような中で、配役の出演比重に比べて俳優としてのキャリアが短いチェ・スンヒョンが比較されてもおかしくない状況でした。

しかし、他の役に比べてはるかに作為的で難しい設定のキャラクターであっただけに、そのキャラクターに合うように状況を作り上げ、演技も上手だったという評価も見受けられます。

また、サノスのゲーム参加理由は投資失敗ですが、劇中の本名がチェ・スボンで、チェ・スンヒョンと似ている点や、本人の過去のように人気ラッパー出身という点が、T.O.Pの人生史がモチーフになっているように見えるとも言われています。

>>イカゲーム2 キャスト相関図

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