ルセラフィムのコーチェラがひどい?生歌と歌唱力が批判された5つの理由

ルセラフィム LESSERAFIM コーチェラ ひどい 生歌 批判 K-POP
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2024年4月13日、コーチェラ(Coachella)のステージに上がったLE SSERAFIM(ルセラフィム)に対し、ライブの実力が議論になりました。

いずれもパフォーマンスにおいては指摘する部分は無いものの、ボーカルの実力不足という指摘が多く見受けられることに。

この記事では「ルセラフィムのコーチェラがひどい?生歌と歌唱力が批判された5つの理由」というタイトルで、なぜLE SSERAFIM(ルセラフィム)の生歌と歌唱力がひどいと言われのか、コーチェラで批判された理由を詳しく紹介いたします。

 

ルセラフィムのコーチェラがひどい?

LE SSERAFIM(ルセラフィム)は、コーチェラの舞台で「ANTIFRAGILE(アンチフラジャイル)」、「FEARLESS(フィアレス)」、新曲「1-800-HOT & FUN(ワンエイトハンドレッド・ホット・エン・ファン)」、「Smart(スマート)」、「EASY(イージー)」などの代表曲をバンドライブ伴奏と共に披露しました。

約40分間の単独ステージの中で、激しいダンスと生歌を公開した過程でSNSなどのオンラインでは、ルセラフィムのライブの実力をめぐって「あまりにもひどいのでは」という噂が流れたのです。

以下では、なぜルセラフィムの生歌がひどいと言われたのか、その理由を5つ挙げてみました。

 

生歌と歌唱力が批判された理由①:後半に疲れが見えた

ルセラフィムの問題というより、元々ライブ経験の少ない彼女たちをコーチェラのステージに出演させた事務所の問題と指摘をする声が多く見られました。

経験がない中での40分間の激しいダンスとバンド演奏での生歌で、ペース配分ができず余裕が無くなり後半に疲れが見えてしまい、歌唱力が落ちてしまったのではないかと思います。

 

生歌と歌唱力が批判された理由②:元々生歌が苦手

ルセラフィムのボーカルは、メインボーカルがホ・ユンジンさん、リードボーカルがキム・チェウォンさん、サブボーカルが宮脇咲良さん、中村一葉さん、ホン・ウンチェさんが受け持っています。

チェウォンさんは中低音の綺麗な声色を、ユンジンさんは声楽を専攻しただけに大きな声量を出せることを得意とされています。

ただ、ルセラフィムは他のアイドルグループとは違い、レコーディングの風景動画を出したことがなく、ファンの間では「レコーディングの様子を公開してないのは生歌が苦手だからだと思ってしまう」との意見もありました。

元々、生歌が苦手なうえに生歌勝負のコーチェラに出演したため、歌唱力の未熟さが目立ってしまったのではないでしょうか。

 

生歌と歌唱力が批判された理由③:インカムの音が拾えなかった

コーチェラのステージで、ハンドマイクを持っていた時より、ヘッドマイクに変わってから歌唱力が落ちたという声も。

それぞれインカム(イヤモニ)の性能が違うのかは分かっていませんが、音が拾えなかったのか、もしくはバンドの音が大きくて音響的な弊害もあったのではないでしょうか。

イヤモニの問題もあるかもしれませんが、ハンドマイクの場合は、自身でマイクを近づけたり、離したりしながら抑揚や発声を変えられますが、ヘッドマイクはずっと口元にあるため、激しいダンスを披露する際には息切れもマイクに拾われてしまうため、こういったマイクの違いにも影響があったかもしれませんね。

 

生歌と歌唱力が批判された理由④:そもそも歌いづらいキーだった

今回のセットリストが、ルセラフィムの生歌レベルに見合っていない難しいダンス曲で組まれていたため、そもそも音程が合わなかったという意見も。

グループの中でも歌唱力が秀でているチェウォンさん自身も、歌えなくて笑ってしまったシーンもあり。

また、「シャウトが歌いづらさを誤魔化すためのシャウトになっていたよう見えるので、ボイスレッスンをしっかり受けた方が良い」との見方もありました。

 

生歌と歌唱力が批判された理由⑤:肺活量が足りない

歌唱力よりも体力的な(肺活量の)問題を指摘する声も。

ステージ上でジャンプをしたりと、生歌で歌うことを想定していないダンスパフォーマンスだったため、息が上がってしまい、結局歌唱力不足につながってしまったのではないでしょうか。

さらに、コーチェラの開催地は乾燥地帯で風が強く、風が吹くと会場は砂埃が舞い上がります。

息を吸うたびに風に乗ってきた砂も吸ってしまい、生歌には過酷な環境だとか。

とはいえ、「こういった状況下でも生歌で歌うアーティストはいるのだから、環境のせいにするのではなく、肺活量など体力を鍛えておくべき」との意見も見られました。

 

宮脇咲良さんのコメント

このような論議の中、宮脇咲良さんはファンコミュニティのWeverseに日本語で長文を掲載。

その一部を抜粋すると、宮脇咲良さんは「私は、このステージの為に本気で準備をして、その中で苦しみ、そして楽しみながら本番当日、その全てを見せられたと思っています。誰かの目には未熟かもしれない。でも、誰にでも完璧な人なんていなくて、私たちが見せてきたステージの中で、最高のステージだったということは、揺るぎない事実です」と気持ちを伝えました。

しかし、宮脇咲良さんのコメントは再び韓国国内で波紋を呼ぶことに。

 

韓国が歌唱力に厳しい理由

韓国では、アイドルがデビューしたりカムバックをする際、口パクをしたり歌が上手でなければ指摘される傾向にあります。

日本のアイドル市場の場合、歌唱力よりもファンとのコミュニケーションや親近感、プロデューシング能力などが優先される傾向にありますが、韓国のアイドル市場は、楽曲・パフォーマンスのクオリティ、歌の実力が全て揃っていることが基本となっており、単にどれかひとつの才能が優れているだけであったり、容姿が良いだけでは成功できない市場とも言えます。

K-POPアイドルの中には生歌もダンスもレベルの高い実力派グループが山ほどあるため、ライブの未熟さに対する大衆の目がより鋭くなったように思います。

曲のクオリティーやパフォーマンスがいくら優れていても、口パクをしていたり、歌の実力がなければ冷たい視線を送られ、逆に、ライブがうまければ大衆に認められて成功の機会が手に入れられるので、アイドルのライブステージは毒にも薬にもなり得ると言えますね。

また、アイドルが批判を受けてしまった際、所属事務所が責任を持ち、彼女たちの実力向上を図っていかなければならないと、事務所への不満や指摘が高まるのもK-POP市場の特徴といえます。

 

韓国メディアのシビアな報道

ルセラフィムはデビュー当初から話題のグループでした。

SOURCE MUSICがHYBEと共に初めてリリースしたガールズグループであり、オーディション番組ですでに人気を集めていた宮脇咲良さんとキム・チェウォンさん、ホ・ユンジンさんを筆頭にメンバーを構成。

中には“校内暴力の論議”に巻き込まれ、一人のメンバーが脱退するなど、デビューから順調ではなかったルセラフィム。

そんな彼女たちが、コーチェラという夢の舞台まで上がるには長い時間、多くの努力をしてきたと思います。

宮脇咲良さんの言うように、観客たちと共に楽しめるステージを作ろうと、どんな公演よりもコーチェラは入念に準備をして挑んできたはずです。

そのことを踏まえて、韓国メディアでは…

人は完璧ではなく未熟な部分もある。だが、特に人々の評価と人気によって支えられているアーティストならば”アーティスト”という職業にふさわしく、努力しなければならないのは当然のこと

人の前に立って見せることを職業とし、そして、その職業が”パフォーマー”ではなく、歌唱力を基盤にしなければならない”歌手”ならば基本はすべき

✔  ルセラフィムはすでに韓国を代表するアイドルであり、長い練習生時代を乗り越えてプロデビューを果たしたプロアイドルではないか。大衆の評価を謙虚に受け入れ、成長した姿を見せて欲しい
―出典先:namuwiki

など、厳しい意見が報じられていますが、紆余曲折を乗り越えてここまできたからこそ「もっと成長できるはず」という期待によるものであるとも捉えられます。

 

ルセラフィムのコーチェラがひどい?まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここでは「ルセラフィムのコーチェラがひどい?生歌と歌唱力が批判された5つの理由」というタイトルで、なぜLE SSERAFIM(ルセラフィム)の生歌がひどいと言われのか、コーチェラで議論になった理由を詳しく紹介いたしました。

今回、様々な課題はあったと思いますが、生歌に自信が無い中でも弱点を克服しようとコーチェラの大舞台に立ち、会場を一体化させ声援を沢山浴びたルセラフィムは、最高のステージを作り出したのではなかと思います。

ルセラフィムは、アメリカ現地時間の20日(日本時間:21日)にコーチェラのステージに再び上がりますが、今回の課題を克服できるのか注目されています。

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