韓国ドラマ「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」視聴者の心に残る傑作

私のおじさんサムネイル画像韓国ドラマ

一度観たドラマでも、心に残った名シーンやストーリー全体を何度も観てしまうほど、誰にでも「人生のドラマ」は必ず一本はありますよね。

韓国ドラマは、独特なストーリー性と深い感性で人々の心を虜にする作品が多いですが、その中でも「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」は、老若男女問わず幅広い世代の視聴者から沢山の愛を受け「放送から数年が経っても新鮮なドラマ」「名作は時間が経っても名作」という言葉で語り継がれています。そこで、ここでは「マイ・ディア・ミスター」が愛されている理由と、ドラマの世界を振り返ってみたいと思います。

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「マイ・ディア・ミスター」基本情報

タイトル나의 아저씨(マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~/My Mister)
ジャンルヒューマン
放送期間2018年3月21日~2018年5月17日
放送回数16部作
企画STUDIO DRAGON Corp.
製作会社Chorokbaem Media
チャンネルtvN
演出キム・ウォンソク
脚本パク・ヘヨン
出演イ・ソンギュン、IU(イ・ジウン)、パク・ホサン、ソン・セビョク他
日本配信Netflix
公式HPマイ・ディア・ミスター~私のおじさん~
「マイ・ディア・ミスター」基本情報

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「マイ・ディア・ミスター」あらすじ

「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」は、人生の重みに耐えながら生きていく”おじさん3兄弟”と起伏のある人生を生きてきた女性がお互いを通じて人生を癒していく物語です。

人に対する深い哀れみの気持ちと真心が込められたパク・ヘヨン作家の台本と、人の心を繊細に生かしたリアルながらも感覚的なキム・ウォンソク監督の演出を土台に、それぞれの人物に各自の個性を乗せて演じるキャラクターに命を吹き込んだ俳優たち。

誠実な人生を生きていくパク・ドンフンを演じたイ・ソンギュンは「この時代に必要な善良な大人の男性」の姿を完璧に描き出し、IU(本名:イ・ジウン)は明るくて愛らしいこれまでのイメージとは正反対の「世の中に傷つき闇に包まれた孤独な人間」イ・ジアン役を繊細に演じ切りました。また、誰よりも人間的な”おじさん3兄弟”の長男パク・サンフンを熱演したパク・ホサンは重い存在感でドラマへの没入感を高め、ソン・セビョクは気難しい反面奥深さのある末っ子パク・ギフンの魅力を精一杯発散し、”信じて見る俳優”であることを証明しました。

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「マイ・ディア・ミスター」視聴者から愛された理由

上述した”おじさん3兄弟”は、他のドラマでよく見られる男性主人公とは違い、医師、弁護士、事業家のような職業でもなければ、記憶力や推理力といった卓越した能力があるわけでもない、今日も平凡に生きるおじさんたちです。

それでは、このような素朴なおじさんたちのストーリーが視聴者から愛された理由は何だったのでしょうか。

「マイ・ディア・ミスター」のパク・ホシクCP(チーフ・プロデューサー)は、複数の韓国メディアを通じて「おじさん。最近の社会で彼らを表わす象徴は何だろうか。40代を越えた男性たちは依然として社会で旺盛な活動をしていますが、彼らを指す単語はあたかも古い人という意味が含まれた雰囲気があります」とコメント。

続けて「そのような男性たちにも夢があります。家族や子供のために生きる人々、彼らの実際の姿はどういうものなのか、生活を覗いてみるストーリーを作ってみたかったのです」という企画意図を説明しました。

「マイ・ディア・ミスター」は、”不惑の年”と呼ばれる40代の今を生きていく男性たちの現実と困難、一日一日を持ち堪え、昇進や失職、派遣職のような職場生活など、いわば私たちが実際に体験する辛い人生の跡をそのまま盛り込んだリアリティーのあるストーリーが視聴者たちから愛された理由の一つだと言えます。

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初めは順調ではなかった視聴率

実は、「マイ・ディア・ミスター」はキャスティング段階から順調ではありませんでした。「私のおじさん」というタイトルが若い女性と中年男性のロマンスファンタジーを反映しているという指摘があり、実際IUとイ・ソンギュンの年齢差は18歳、劇中の年齢差は24歳という主人公たちの年齢差が多くの論難を作りました。

放送開始後も雑音は続きましたが、ドラマの中のIUとイ・ソンギュンは「若い女性とおじさんの愛の物語」というテーマではなく、世代と性別など社会が規定するフレームから離れ、苦しんでいる人に共感して手を差し伸べていく過程に胸が詰まる感動を与え、人間対人間として向き合いお互いを通じて心を治癒していく暖かなストーリーが視聴者の心に響いたのです。

3.9%の視聴率(ニールセンコリア、有料プラットフォーム全国世帯基準)で始まった「マイ・ディア・ミスター」は論難と話題を同時に集め、次第に視聴率が上昇曲線を描き、6話から4.0%台を超え、10話では5.8%に跳ね上がり、最終話では自己最高視聴率である7.4%を記録。視聴者から人生作として残ったという称賛を一身に受けて有終の美を収めました。

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深い印象を残したOST

劇中挿入されたオリジナルサウンドトラック(OST)の中で、最も話題になった楽曲がSondia(ソンディア)が歌う「어른(Grown Ups)」です。

「어른」は、1~2話の放送で主要なシーンに挿入されてドラマの没入感を高めた曲で、深みのある歌声から一部ではIU本人が歌っているのではないかとも言われていました。放送以降「誰が歌っているのか?」と歌手に対する問い合わせはもちろん、音源リリースの要請などと関連した問い合わせが殺到するほど視聴者から熱い関心を集めた楽曲です。

[나의 아저씨 OST] Sondia – 어른 (Grown Ups) MV

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まとめ

「第55回百想芸術大賞」で「テレビ部門ドラマ作品賞」と「脚本賞」を受賞し、優れた作品性を証明しただけでなく、国内外を問わず好評を博した「マイ・ディア・ミスター」。

最も好評を得た点はキャラクターの設定で、この作品には悪役が存在しません。全てのキャラクターが私たちの周りに1人、2人はいそうな現実的な人物たちなのです。演じたキャラクターを生かした俳優たちの演技力も好評でしたが、特にIUはこの作品でキャリア最高の演技を披露しながら、今までのイメージを反転させることに成功し、この作品で”女優イ・ジウン”のファンになったという人が多く反響を起こした作品となりました。

「マイ・ディア・ミスター」は、人との共感、つながり、そしてお互いを理解することによって得られる癒しを画面越しに感じさせてくれた、心に永遠に残る傑作と言えるでしょう。

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